「聞こえにくい」は自覚しにくい
視力の低下に比べ、聴力の低下は自覚していない場合が多くあります。主な原因としては、普段の生活
に支障がない、徐々に進行する場合が多くはっきりと自覚できない、外見からはその変化に気づきにく
いなどが挙げられます。
まずは、次の項目をチェックしてみましょう。
聞こえの状態は目安であり、必ずしも難聴の症状であるとは限りません。しかし、日頃から聞こえの状
態を気にかけ、できるだけ早く変化に気づくことができるよう心がけましょう。
1つでもあてはまる項目があれば、聴力低下のおそれがありますので、まずは当センターで聴力測定を
してみましょう!
当センターへお越しいただいた際に、どのような過程で聞こえにくくなったのか、どんな時に聞こえづ
らくてお困りになっているのかなどを細かく伺います。場合により、耳鼻科医をご紹介させていただき
ます。当センターでは近隣の耳鼻科医と連携しておりますので、安心してご相談ください。
補聴器は管理医療機器です。市町村へ申請し、障害者総合支援法を利用して補装具(補聴器)費の支給
をうけることが可能です。なお、一定の聴力レベル以上の方でないと適用されない制度ですので、詳し
くは当センターへご相談ください。すでに身体障害者手帳(聴力障害)をお持ちの方は、ご持参ください。
聴力はお子様の言語の発達になくてはならないものです。難聴でお困りのお子様をお持ちの親御さんや、学生さんの経済的なご負担を少しでも軽減するため、 補聴器を割引価格でお求めいただける制度があります。詳しくは当センターへご相談ください。